CAD/CAMシステムを導入しました!

2020.07.13

2020年2月にCAD/CAMシステム(体幹装具、下肢装具)を導入致しました。

CAD/CAMシステムとはご利用者様の身体形状を3Dデジタル化し、コンピューター上で修正を行い、切削機にて削ることで身体形状を再現できます。

 

身体形状の獲得は従来の石膏ギプスを用いて採型する方法の他に、3Dスキャナーを使って短時間でスキャンすることが可能です。これによりご利用者様の身体的負担が大幅に軽減されます。

 

側弯症の矯正装具ではコンピューターの画面上でレントゲン画像と重ね合わせ、パッドの位置を決定し矯正力の加減を数値化・可視化できます。

 

切削機での加工はコルセット一体当たり7~8分で完了します。従来の石膏を用いた方法に比べると大幅に製作時間が短縮されます。また、陽性モデルの材質は硬質ポリウレタンのため軽量であり、製作者の負担も軽減されます。

 

 

今回導入したCAD/CAMシステムはご利用者様の負担軽減、生産性向上、数値化・可視化によるエビデンス構築、労働環境改善が期待できます。

 

詳しくは以下の製作工程がご覧ください!

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